クロム

 クロムは人間にとって大切なミネラルのひとつです。クロムには、3価クロム、6価クロムと呼ばれる種類があり、そのうち人にとって無害であり、有益であるのは、3価クロムと呼ばれるクロムの方になります。反対に6価クロムは人にとって有害な成分であると考えられています。

  3価クロムには、糖質や脂質の代謝を助ける働きがありますので、体内のクロムが不足すると糖尿病や心臓病といった病気にかかりやすくなるとも言われています。とはいえ、これについては、糖尿病にかかったことによって体内のクロムが不足したのではないかという考え方もあるようですので、まだまだ研究の段階だと考えられます。

  クロムは、玄米やヒジキ、黒胡椒、レバー、アサリ、ビール酵母といった食材に多く含まれているミネラルになります。クロムは穀類を精製すると含まれていたはずのクロムの8割近くが失われてしまうとも言われています。

 クロムの一日の摂取量の目安は、マイクログラムレベルの微量になります。毎日偏った食事をしていなければ摂取できる量だと考えられていますが、偏食で栄養バランスのよい食事をされていない方で、糖分を多めに摂られている方は、少し気をつけて摂取されるようにするとよいのではないかと思います。